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2008年3月の記事

2008年3月20日 (木)

男性ビジネスマンでも持てるエコバッグが欲しい!

男性ビジネスマンでも持てるエコバッグが欲しい! その2

男性ビジネスマンでも持てるエコバッグが欲しい! その3

  エコバッグは最近ではさまざまなデザインのものが販売されていますが、どうも男が持つと恥ずかしく感じるものが多いような気がします。

そこで男性でも、あるいはビジネスシーンでも持てるようなエコバッグを探してみました。

条件としては、
・男性でも、あるいはビジネスシーンでも持っていて恥ずかしくないデザイン
・汚れてもすぐに洗いやすい素材
・軽量、あくまでレジ袋の代わりなのであまり複雑なポケットなどは無くてよい
・折りたたんでメインのバッグにしまえて、さっと取り出せること
・仕事で急に荷物が増えたときなどに、A4ファイルサイズのもの等が入るとなおよい

Yahooショッピングの中のHOIMAIさんで、こういうのを見つけました。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/hoimai/p-bag.html

製造元は優美社産業株式会社
http://www.eco-bags.info/index.html
のようですが、こちらでは見つかりませんでした。旧製品かもしれません(No.1527)。
※こちらでは小売りは行っていないとのことです。

「類似品に注意」という表記が逆に気になりますが・・・。

ともかく安いので1個注文してみました。

サイズ;横33cm、高さ37cm、幅15cm、取っ手の高さ7.5cm

メインのバッグと並べるとこんな感じ。

Ecobag1_2 

中敷(外せます)と1リットルパックとのサイズの比較。
ついでに、A4ファイルも入れてみました。

Ecobag2_2 Ecobag3

取っ手はあえて出したまま、折りたたんでメインのバッグに入れてみます。
取っ手を持てば、さっと取り出せます。

Ecobag4 Ecobag5_2

これはなかなか良さそうです。

・・・といいながら買い物に車で出かけて、数リットルのガソリンを燃やしてたりすると意味がないんですが(~~;

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2008年3月 9日 (日)

SaaSってそんなに偉いのか? その3 CRM検索機能はデータモデルに要注意

SaaSで激変するソフトウェア・ビジネス ソフトウェア業界を揺るがす破壊的イノベーション
城田 真琴 著、毎日コミュニケーションズ

上著の「SaaSか自社開発かの判断基準」の「(9)データ構造は標準的か?」についてコメントしたい。

顧客情報に関するデータモデルがCRMアプリケーションの根幹の1つであるが、CRMの性質上、他社との差別化をはかるためにここが異なる(単なる追加ではすまない)ことが往々にしてある。

顧客管理システム開発失敗、東京ガスが損失50億円 (Yomiuri Online)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060201i215.htm にあったがもう消えたようです)
東京ガスは、同社とガス器具を販売・修理する協力企業の管理システムを統合する作業を2003年に始めた。費用を削減するため、市販の汎用(はんよう)業務用ソフトを使って自社で進めてきたが、顧客情報の検索などに時間がかかりすぎて、システムが使いものにならなかった。当初予定(30億円)の倍の約60億円を投じ、統合時期も04年10月から遅らせたが、最終的に自社開発をあきらめた。費用のうち他に転用可能な機器など10億円分を除く約50億円を、06年3月期連結決算で特別損失として処理する。

この中で「顧客情報の検索などに時間がかかる」という点で似た経験がある。

正規化されてテーブル間のリレーションシップが複雑化したCRMのデータモデルで、「○○県の××さんのリストを、所有している製品と一緒に一覧表示する」といった条件で検索したいという要望があった。
数個のテーブルをまたぐ検索であり、開発テスト時に数百件レベルのテストデータでは特に問題なかったが、運用環境の数十万件のレベルでは性能問題が発生した。(数分待っても応答が帰ってこない)Oracleの実行計画(Explain plan)を確認したが、すべてindexを使用して検索する計画となっており、cardinarityの数値など特に問題は見当たらなかった。
この案件の話を最初に聞いたとき、クサいと感じたのではあるが、ここまでになると想像が及ばなかった。
お客様のIT部門の方に検索条件に制限をかける(一定文字数を入力してもらう)ことを交渉して一度は理解してもらえたが、エンドユーザー部門の一声で覆された。結局、1本のSQL文で検索するのをあきらめてSQL文を数本に分割して多少改善したが、数分待っても応答が帰ってこない状況に大きな違いは無かった。
実はこの状況になると、サーバ上ではOracleのクライアントプロセスがCPU1個分のリソースを消費し続ける状態となり、複数個発生するとサービスの運用に支障をきたすのであるが、発生頻度がたまたま少なくてなんとか持ちこたえることができた。

東京ガスの事例も似たようなものだったのかもしれない。
東京ガスとガス器具販売・修理企業のシステムを統合するためのデータモデルということは、「汎用業務用ソフト」のデータモデルと根幹の顧客・器具などの管理部分で大きな違いがあっただろうことは想像に難くない。
これは予算や大まかなアプリケーションとして何を使うかなど、費用見積などごく初期・上位の段階で、アプリケーションのデータベースの物理設計が合わないと読み違えることがあるということ。

マッシュアップで簡単に高機能なモノが作れる時代だ、と考えて油断していると、こういう所でつまづくこともあるということだ。

こんな問題が下位のSEに納期・費用固定で押し付けられるとたまらないのであるが、逆に費用見積の時点でこのリスクを見極めることはそもそも可能であろうか?。

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SaaSってそんなに偉いのか? その2 Salesforce.comはたしかにすごいのだが…

SaaSで激変するソフトウェア・ビジネス ソフトウェア業界を揺るがす破壊的イノベーション
城田 真琴 著、毎日コミュニケーションズ

今更ながら、読んでみました。

本書と日本法人のホームページを見る限りではありますが、Salesforce.comはたしかにすごいですね。

高度なシステム運用技術によってロングテールのビジネスモデルを可能にしている。

さて以前記事に書いた、「SI費用縮減の圧力、でもSaaSってそんなに偉いのか?」の続きとして、費用縮減の圧力で疲弊しているSIサービス業のすべての代替の方向性について改めて考えてみよう。

自身がSaaSプラットフォームのプロバイダになるにはそれなりの技術と体制、すなわち初期投資が必要である。

既存SEにあたる「SaaSパートナー企業」は業界知識や業務内容に精通し、SaaSシステムの最適な利用方法を考え、またSaaSシステムと既存システムの連携などの実装を行うことになるが、これまで以上に、業務・IT技術ともに深い知識が必要となる。

たとえばApexコードなどはJavaに似ているといっても、「似ている」と「同じ」とは違う。Salesforce.comのサイトでみられるコード例を見ても、データベースアクセスに関する構文は全く独自のものであることが分かる。すなわちこれはニッチな言語系を新たに学習する必要があることを示している。つまりその技術者を確保するのには通常よりも高いコストがかかるということである。

一方、成果物の「量」は減少する方向になるだろう。

しかしこの状況下においても、→人月商売以上の単価を要求できる機会があるだろうか?。

また、SaaSのプラットフォーム上ででの追加アプリケーションを作成する方向に舵を切ることも考えられるが、ビジネスの規模はジリ貧になるだろう。
逆にいえば、アイデアがありSLAなどの課題をうまくクリアすれば、零細とか個人とかのレベルでも参入可能かもしれない。

SaaSはそのビジネスモデルゆえにユーザから見て安いサービスが提供され得るので、少なくとも数年は伸びると思える。
またITを道具と見て厳密な費用対効果を考えて、その対策としてもロジックや機能の再利用の促進を考えれば、SaaSはその流れに合致するものである。
一方で、技術的・運用レベル的に高度なSaaSプラットフォームを構築するには非常に高い技術力と体力が必要であるので、プラットフォームの寡占化が進むので、労働力の階層化をさらに進める要因でもある。

以下では、前著とSalesforce.com日本法人のホームページで得られる情報の範囲であるが気になった点を補足しておく。

●セキュリティについてはユーザ名・パスワードのクラッキングに対する対策が気になる。
意図的な漏洩やソーシャルエンジニアリングはとりあえず保留するとしても、インターネットのどこからもアクセスできるということは、ユーザ名とパスワードがわかってしまうと他人でもアクセスできてしまい、情報漏洩のリスクがあるのではないか?。

●SLAにおいて可用性の保証はあるか?
可用性の実績レベルでは、CRMシステムとしてはおそらく世界最強の部類と思われるが、保証されるかどうかは一応別の問題である。
マルチテナント(複数のユーザに対するサービスを1つのハードウェアリソースを共有して提供する)であるるからこそ、一部の不具合が全体に広がる可能性がある。
実際に2005年末に大規模なシステム停止があって各社の業務に影響が出たとのことである。
全く別のASPプロバイダで、根元のCiscoルータがダウンして全てのサービスが半日ほど停止したという話もある。このようなことも今後起こりえるということである。

●性能について
実際には、ユーザ自社内やインターネットに接続するネットワークプロバイダでのネットワーク性能のほうが問題になるのだろう。

●会社が潰れたり買収されたりしてサービス提供が停止されるリスク

●顧客情報の読込、更新等のアクセスへの監査は可能か?が不明
個人情報保護法対応など。Apexコードレベルでのカスタマイズは避けたい。

●バージョンアップのときにユーザ側で再検証が必要ないのは本当か?
かなり少なく済むとはいえるだろうが、以前使っていた機能の動作が変わることが全く無いとは言い切れない。
特にApexコードレベルでのカスタマイズを行った場合に心配だ。バージョンアップの際に言語レベルでの変更が無いとは言い切れない。

●データ構造が業務と合致するか
これは長くなるので別の記事(その3)にします。

●日本郵政や他の金融機関が導入を決定したことについて
「金融機関」という冠は割り引いて考える必要がある。口座情報の集中管理を行っているわけではなく一部の金融商品販売にかかわるCRMのみと思われる。

…結局CRMはコア業務ではないという皮肉か。

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